小論文で大切なことはイエス・ノーをはっきりさせること。。。だって。

小論文の話題について

今日(2020年11月28日)はかなり以前に録画していたNHKの「テストの花道」を見ました。一時期は塾の先生になろうかなと思ったりしたものです。わかりやすくて参考になる勉強法も多く、自分が受験の時に見たかったなと思ったりもしました。見たテーマは「小論文は”型”で勝つ」。内容を簡単にご紹介いたします。

「テストの花道」の小論文は高校生の大学入試向け

番組は高校生の大学入試向けの番組です。指導は現役あるいは経験豊富な塾講師のアドバイスがあります。番組で放送された内容をおさらいしてみたいと思います。

小論文における「テストの花道」での「型」

小論文で大切なことは「イエス・ノー」を明確にすること。

番組中で語られていたのは

  • 感想文は感じたことを書く。段落の終わりが「思う」「感じる」という言葉になる。
  • 報告分は事実を書く。
  • 小論文は考えたことを書く。意見であり主張である。

注意事項としては「~ならば」という仮説を入れると、認識不足による仮説として論文としては成立しないとのことだった。もっと調べてから書くべきということなのであろう。

小論文では問題提起をすること。

問題的の秘訣としては

賛否両論あること」選択肢はこれしかないというものでは論文にならない。

自分の手に負えること」試験時間内で書くことができる範囲でなければならない。スマホでgoogle検索して調べるわけにはゆかない。

社会にとって大事なこと」個人的な嗜好を書いても「だったらそうすれば」ということにしかならない。

小論文の書き方、構成について。

キーワードの「だろうか」「たしなよ」とは。

構成の仕方は以下のようなキーワードで説明されていました。

構成書き出し
問題提起だろうか
意見提示たしかに~、しかし~
展開ぜなら~
結論って私は~と考える

書き出しの部分を取って「だろうか」「たしなよ」で覚えるとよいらしい。

小論文の構成で一番大切な「展開」のしかた。

番組によれば、小論文の構成で一番大切なのは「展開」とされています。そしてその展開のためのヒケツは3W1Hでした。3Wはイエス・ノーそれぞれで見つける。

WHY 提示した意見の根拠や理由など。

WHERE どこで?ほかの場所では?

WHEN いつから?以前は?

HOW どう改善すればいいか。対策。

常識にとらわれない、ありえないことを考えることも重要とか。

小論文を克服した先輩方の例

番組では小論文を得意とする難関大学合格の先輩の型や勉強方法が紹介されていました。

先輩たちの型

問題を見て考えるそれだけで終わってしまうので、いくつかのバターンを考えておくことで、当日の問題に似たパターンで考えるという型。

小論文の始め方と終わり方を決めていて、中に実体験を含めて書くという型。

最初の1割で要約、それから自分の考え、想定される反論、反論に対する反論、もう一度意見を書くという型。

先輩たちの勉強法

実体験をしたら自分で考えてみる。それを日ごろからノートにつけておく。

日常生活で疑問に思うようにする。それについて考える。

終わりに

入試における小論文は問題提起に対してイエス・ノーの意見を自分の好みで選択するべきだろうか。

確かに好みの方が根拠や理由を上げやすい場合がある。しかし、必ずしもそうとは言い切れない。

なぜなら好みと反対の根拠や理由の方が論理的になる場合がある。

よって私は、論理的に文章を構成しやすい根拠や理由となる意見を選ぶべきと考える。

合格を祈ります。

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