キャノンのプリンタ MG5530 の「カバーが開いています」を直す。2020年7月

キヤノン CANON MG5530 プリンターを修理する。

2020年ではありますが、キヤノン MG5530というプリンターを使っています。数年前から、カバーを閉じても「カバーが開いています」というメッセージが時々出てしまうようになりました。

キヤノンのサイトを見ても解決できる状況ではありません。

「カバーが開いています」メッセージ

原因は?閉じたことを示すスイッチが入らない?

これは、ネットで調べて知ったのですがこの機種とこの上位機種ではよく発生する事象のようで、プリンタの左側にあるツメがカバーを閉じたときに押すスイッチが何らかの理由で入らなくなってしまうからとわかりました。

カバーを閉じてとツメが降りるところ
プリンター左にあるカバーが閉じたことを検知する部分
拡大写真

ツメを少し伸ばしてあげる

このつめが何らかの理由でスイッチがオンになるまで押せなくなってしまったか、押す部分がずれてしまったかと考えられます。きっちり直すなら原因をしっかり調べないといけませんが、カバーを押すとメッセージが消えることがあることから、1mmか2mmほどツメを伸ばしてあげれば解決するのではないかと推測できます。

素材は何にする?

応急処置みたいな修理となりますが、ツメを何で伸ばすか?

  • 金属
  • プラスチック系

家にあるもので、取り急ぎ手に入るものはカッターナイフの刃でしたので、これを使うことにします。

どうやってくっつける?

考えられるパターンは

  • 接着剤
  • ホットボンド
  • 粘着テープ

でしたが、接着剤は素材が違いすぎるので不安。ホットボンドはあるはずなのが見つからない。ということで、粘着テープでつけることになりました。

薄手の強めの両面テープでプリンターのツメとカッターナイフの刃を着ける。
次に、透明の梱包用テープでぐるっと巻く。

これで完了。

ほんのちょっと出てればOK

カッターの刃を取り付けた後

どうも見栄えは悪いですが、カバーを閉じたら「カバーが開いています」のメッセージは出なくなりました。強度面ではやや不安がありますが、寿命まで頑張ると期待しています。カッターの刃なので斜めになっていますし、実際にツメよりは5mmほど出ているだけですが問題無いようです。お読みの方は、もう少しにきれいにできるでしょう。

なまじプリンターを使う量が減ってしまって買い替える気になれないんですね。

お役に立てたら幸いです。

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お約束事

すみませんが、壊しても責任は持てません。

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