NHKで放送していた「テストの花道」という番組。とても良い番組だと思っていたのだけれど、公式のホームページはなくなってしまったのかな。NHKオンデマンドでなら見られるのだろうか。ここでは、ある日の放送からメモ書きしたものを書きます。
生活のポイント
- 否定の言葉を使わない。
否定的な考えにとらわれると脳の思考力やパフォーマンスが落ちてしまうというのが最近の脳科学の研究結果だそうです。
入試直前対策勉強法
- その①
これまでやってきたことを確実に得点につなげる。これまでしたようなミスを二度としない。(これってスポーツでも同じですね)
教科書を使って索引をランダムにピックアップし30秒以内に答える。というのを友達と出し合う。
- その②
タイムリミット勉強法。
センター試験の過去問を本番と同じ制限時間で解く。
時間内にできるようにならないといけない。
- その③
まとめノート徹底活用。
自分の苦手な問題などをまとめたノート。いつでも弱点を見直せるようにする。
間違えた日付、問題、模範解答、どこで間違えたかを書いたノート。解き直ししてみる。
家族は普段どおりがありがたい。
入試直前の生活法4箇条
- ①食事は腹八分目
合間のチョコレートはおおすめ。
- ②頬杖をついて勉強しない。
左右の目の情報に補正が必要となり脳に余計な負担がかかかる。
正しい姿勢で勉強すること。
- ③マイゾーン
集中力が高まるスペースを作る。目を閉じても思い浮かぶも範囲を指す。一般的には25cm×35cm。いろいろ目に入ると集中できない。
- ④就寝前
試験前夜と思って寝る。これを二週間前ぐらいから行う。脳は初めてのことには負担がかかる。脳を本番に近づける。(そういう意味では試験会場が近いなら下見もよいかも。前泊の人は前日に経路をたどってみるとか。)
入試当日対策
脳はいつもと違う環境に委縮する性質を持つ。いつもどおりを心掛ける。
周囲をライバルと見ない。この会場にいるのはいっしょに合格する仲間だと考える。団体戦。試験会場が自宅の机と同じと思えるようにする。
最初に説くのは自信がある問題。脳をやる気にせさせるのは成功体験。
見直しは「違う人間が見直す気持ちで」。答えはこれしかないと思うと落とし穴。(これは時間が必要なので要所要所での話かな)
テストの花道はよくできた番組だと思います。もちろん批判する人もいるでしょうし、この手の受験システムに批判的な人もいるのはわかります。でもより多数の平均的な学力を向上させる手法としてはよくできていると思います。もっと先行く人はその人なりのものを使くむほうが良いでしょう。
もうすぐ受験の皆さん頑張ってください。
まだの方は参考書でも買いましょう。